ギルバート・グレイプ

ギルバート・グレイプ

監督:ラッセ・ハルストム
脚本:ビーター・ヘッジス
出演:ジョニー・デップジュリエット・ルイスレオナルド・ディカプリオ
アメリカ映画 / カラー / ビスタサイズ / 117分 / 1993年


ギルバート・グレイプ
この映画は、私にとって人生を変えてしまったといっていいほど重要な映画です。私は、それまで映画が大嫌いでした。2時間あまりもじーっと、してられないと思っていたから。それまでは、映画を観に行くなんてもってのほか。とにかく、嫌いだったのです。
この映画と出会ったのは、今のボーイフレンドに紹介してもらってなんですけど。当時は、ディカプリオも全然有名じゃなくって、初めて観た時にほんとセンセーショナルだったのを覚えています。それで、ジュリエットとディカプリオの大ファンになりました。そして、将来は映画の役者になりたい。と、いう夢も難しいけど持つようになりました。

ストーリーは、人口1000人あまりの小さな町のグレイプ1家を中心とし物語が回っていきます。
この家は、ちょっと事情が違っていて、主人公グレイプ家の次男ギルバートに、ジョニー・デップ。18才になる弟で知的障害を持つアーニー役をレオナルド・ディカプリオが、見事に演じています。
そして、お母さんも夫の自殺が原因でめちゃくちゃ太ってしまって1人では、動けない・・・。しかも、ギルバートの働いているスーパーはつぶれそうだし、不倫もしてるし、しかも、アーニーはちょっとほっとくと町の給水塔にのぼってしまう・・・。ギルバートは頭が痛いことだらけ・・・・・。
そんなある日ボヘミアンのベッキー(ジュリエット・ルイス)が2人の前にあらわれて・・・。

この映画は、名言が多いです。

「『大きい』なんて言葉は、空には小さすぎるわ。空を、表すにはもっと大きな言葉を。」

ベッキーの言葉です。この言葉には目からうろこ状態。素晴らしい言葉ですよね。

「外見の美しさなんてどうでもいいの。何をするかが大事なのよ。」

これも、ベッキーの言葉。きっと、2人はこのベッキーの自由で、大きな心に引かれていったんでしょうね。2人にとって、ベッキーの1つ1つの言葉が大切だったのでしょう。
この映画は、ディカプリオのおかげでだいぶ有名になりましたが、あえて想い出の映画なので載せました。
私も、自分の外見ばかり気になったり小さな事でクヨクヨしてた事があったので、ベッキーは、私にも大切な言葉をくれました。

この監督の別の作品で「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」と、いう作品があります。こちらも、すごくいい作品なのでぜひ、観てみて下さい。


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